Have a nice World heritage diving in Iriomote Island.
世界自然遺産 西表島ダイビング

西表島


西表島の地理

西表島は東京からおよそ南西に約2,100km、日本で最も西に位置する八重山諸島の一つ。緯度は北緯24度で台湾の台中市とほぼ同緯度。 西表島から台湾の東側までは約200km、沖縄本島の那覇市までは約430kmと晴れた日は台湾がみえるほど台湾が近い。
西表島のラジオ放送は台湾放送が入り、日本語の放送を見つけるのに大変、まさに日本であって日本ではないとも言える常夏のリゾート地。
西表島の気候の特徴は、黒潮の影響で夏場は蒸し暑く、冬は大陸性の高気圧で北東風が強い。 年間平均湿度は82%と非常に高く、夏のジャングルでは蒸気を出す森林の光景が見られる。

年間降水量は2,500mm程で5月、6月の梅雨期と8月~10月の台風シーズンは雨量が多く、気温は平均23.3℃と暖かく、4月~11月頃までの8か月間は平均気温が20℃の亜熱帯気候。

又、日差しは強く最高気温は33℃で昼夜の気温差が少なく過ごしやすい。
真冬の1月、2月は長袖が必要で時には10℃位まで下がる事もあり、河口や浅瀬に住む熱帯魚達は寒さに耐えられず仮死状態で浮いてくる事もある。


西表島の歴史

沖縄県の八重山諸島に位置する西表島は、先史時代から人が住んでいると考えられた島で多くの遺跡や自然が残る。
先史時代12世紀以前、西表島に居住が始まったと考えられるのは、島の古い地層から出土した貝塚や遺跡の痕跡によるもの。 グスク時代は13世紀~14世紀末頃にかけてのもので、多くの人々が集団で共同生活し、土器や鉄器で稲作や畑作の農業が発展した。

歴史の転換点になったのが1500年の琉球王国支配時代。 マラリヤの流行で多くの人がなくなった歴史がある。


西表島の大自然

西表島の6月、7月の日没は遅く、日の出は早い。
“東洋のガラパゴス”といわれる多種多様な動植物のいる西表島は、冬や台風シーズンであっても、植物の開花や昆虫の出現時期、渡り鳥の繁殖など、そのシーズンにしか見られない生物が生息する。


イリオモテヤマネコ

イリオモテヤマネコは水が豊かで多様な環境が混在する山麓から海岸にかけての低地部分を好す。 面積の狭い西表島にイリオモテヤマネコのような肉食獣が住み着くのは世界でも稀。

西表島はイリオモテヤマネコをはじめ多数の野生生物が観察され、島の低地にはシイ・カシ林のほか、サガリバナなどの湿地林が生息する。


世界自然遺産「西表島のダイビング」

バラス東

バラス島の東側に位置するスポットでウミウチワ、アカネハナゴイ、キンギョハナダイ、キンチャクガニ、ウミウシ等が生息するポイント。

T’s エリア

ヘコアユ、マンジュウイシモチ、ウミウシ、ハゼ類が生息するポイント。

稲取浅場

白い砂地に点在する根にはケラマハナダイ、キンギョハナダイ、カシワハナダイ、ガーデンイール等が生息するポイント。

トカキン曽根

イソマグロ、バラクーダー、ツムブリ等が生息するポイント。

崎山/沖の根

水深40mからそびえる根でイソマグロ、バラクーダーが生息するポイント。

沖之御神島/東の根

水深40mから切り立つ豪快な地形でイソマグロを狙うポイント。

沖之御神島/三の根

水深35mからスロープ状になった地形で、ツムブリ、バラクダー、イソマグロ、ネムリブカが見られ、ジンベエザメと遭遇チャンスがあるポイント。

沖之御神島/天馬崎

石畳状の地形でイソマグロ、バラクーダー、ケーブを楽しめるポイント。


西表島ダイビング

ショップ名ミスターサカナダイブショップ
西表島ダイブの見所5月~9月の仲之御神島
お勧めポイント1981年から創業で、大物やサンゴはもちろん、「タタミ一畳ダイビング」を提唱、気に入った生物をじっくり、たっぷり観察できる。
料金