Have a nice diving tour in Amami Island.
 奄美大島ダイビングインフォメーション

奄美大島


奄美大島の地理

奄美群島は、鹿児島市の南西約370~560kmの範囲に広がる有人8島(大島本島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島外3島)の総称で、総面積は1,239平方キロメートル。
奄美市は鹿児島県本土から南西に約380Kmに位置し、南は太平洋、北は東シナ海に面している。
奄美市南部の山岳部には貴重な動植物が生息し、気候は亜熱帯海洋性で、年間降水量は2,800mmと多く、四季を通じて温暖。


奄美大島の歴史

琉球国統治時代:15世紀初頭、沖縄本島に「琉球国」が成立。 琉球国は、1450年~奄美群島に軍事侵攻し、15世紀中頃には奄美群島を統治下した。琉球国の奄美群島支配統治により奄美大島、喜界島、徳之島に区分され、薩摩藩統治時代では沖永良部島、与論島も区分された。
薩摩藩統治時代の江戸時代になると、琉球国と交易を続けてきた薩摩藩が、1609年に琉球国へ軍事侵攻して、異国である琉球国を支配統治下に置く重大事件が発生した。 琉球国から薩摩藩に割譲された奄美群島も、公的には琉球国の所領として位置づけた。薩摩藩は、米による税収確保のため、奄美群島の農業振興に積極的に取り組みましたが、1747年の「換糖上納令」を契機として、稲作からサトウキビ裁培へ転換。1830年から「惣買入制」により奄美群島全域でサトウキビ栽培が進行。薩摩藩財政で、奄美群島で生産された黒糖が果たした役割は大きい。


奄美大島の観光

奄美大島は九州南方海上、鹿児島市と沖縄の中間に位置する島でマングローブ林は日本第2位の規模。 島のほとんどの面積を占める山間部には、毒蛇ハブが生息し、アマミノクロウサギやアマミトゲネズミ、イシカワガエルなど固有種や絶滅危惧種が多く存在している。

海は高い透明度が自慢で“アマミブルー”と呼ばれ、豊かな珊瑚礁が広がり、シュノーケリングやダイビング、グラスボートなどで美しい海中世界が楽しめる。


奄美大島の自然

奄美大島は九州南方海上、鹿児島市と沖縄の中間に位置する島でマングローブ林は日本第2位の規模。 島のほとんどの面積を占める山間部には、毒蛇ハブが生息し、アマミノクロウサギやアマミトゲネズミ、イシカワガエルなど固有種や絶滅危惧種が多く存在している。

海は高い透明度が自慢で“アマミブルー”と呼ばれ、豊かな珊瑚礁が広がり、シュノーケリングやダイビング、グラスボートなどで美しい海中世界が楽しめる。


奄美大島の文化

人の喜び・悲しみを方言でうたいあげた「島唄」は、独特のこぶしと高い裏声で表現し祝い事や祈りの場に欠かせない。

太鼓をたたき、輪になって踊る「八月踊り」や、祝いの場の定番「六調」踊りも特徴。伝統行事の多くは旧暦で行っており、各集落毎に続けている。

島の食

島の郷土料理のことを「シマジューリ」と言い、代表的な「鶏飯」は薩摩藩の代官をもてなすための料理。

他には豚肉料理、ソーメンを炒めた「油ソーメン」等が定番。 魚介類では、刺身、青さのから揚げやイカ墨汁、貝、果実類はマンゴー、パッションフルーツなどトロピカルフルーツが人気。

島民

古来より、海の彼方からやってくる来訪者「稀人/まれびと」と呼び、温かい心使いでもてなす文化を持つ奄美の人々はおもてなし上手。 いろいろな場面で出会う島人との触れ合いを楽しもう。

産業

奄美大島を代表する産業jは本場奄美大島紬、いくつもの工程を経て完成する絹織物は、島の自然が育んだ泥染め。 昭和40-50年代に島の成長を支えた大切な産業だ。

また、サトウキビを原料とする黒糖焼酎は、奄美群島でしか製造許可されていない重要な産業。 その他、瀬戸内町の本マグロの養殖生産量は日本一。


奄美大島のダイビング

「東洋のガラパゴス」と呼ばれる島内は手つかずの自然で形成され、自然の恵みにあふれた奄美大島の海は、内湾・外洋・ビーチと見どころ満載。

奄美の海は黒潮によりトロピカルフィッシュや珊瑚礁に囲まれ、入り組んだ海岸線は多くの湾を作りダイビングスポットに適した環境。 白い砂地に広がるサンゴの群生や、ダイナミックな地形、汽水域、大物狙いポイントなど、ビギナーからベテランまでお勧めできる海。

東シナ海北部

水深の浅い所も多いのが東シナ海北部エリア。 マクロ派のダイバーや、ゆっくり潜りたいフィッシュ派ダイバーまで楽しめるポイント。

大仏サンゴ

直径約20m・高さ約7メートルと日本でも最大級のコモンシコロサンゴの群生が見事。 楕円形の突起した石の形状で大仏様の頭のような形に見えることから、大仏サンゴと名付けられた。

サンゴ周辺ではハナダイやキンギョハナダイの群れなどのカラフルな熱帯魚も群れている。 砂地ではヒレナガネジリンボウやヤシャハゼが生息するポイント。

太平洋北部

東シナ海の外洋側で、透明度が高くサンゴが美しいリーフ沿いでは、ウミガメの遭遇率が高く冬期がお勧めのポイント。

三ツ瀬

最大水深30mの三瀬は冬場に行きやすく、中級レベルで潮流がやや早い。 外洋にポツンとある「三ツ瀬」の地形は迫力があり、回遊魚やマンタなどの大物との遭遇率が高いポイント。

奄美大島と加計呂麻島に挟まれた大島海峡は、雨や風に強く荒れにくく、シーズンを通して安定して潜る事ができる。

入り組んだ地形のビーチは手つかずで、外洋に面した加計呂麻島は、真っ青な海とダイナミックな地形が自慢の奄美南部ならではのポイント。 まさに秘境と呼べるダイビングポイントを楽しめるのは奄美大島・南部ならではの魅力。

奄美ホール

最大水深45mの奄美ホールは春から秋がお勧めで、透明度が高くサンゴも美しくウミガメの遭遇率が高い。 潮流は外洋側が強く中級レベル。

「奄美ホール」の入り口は水深10mにあり、縦穴が水深約30mまで続き、横穴に通じる構造。 ダイナミックな地形に入る光のシャワーはダイバーを感動させる一押しポイント。

バベル

最大水深30mに「ミステリーサークル」があり、美しい幾何学模様のサークルが見られるのは世界で奄美大島だけ。 4月~7月の時期の限定エリア。流れはないので初級レベル、写真派にお勧めのポイント。


奄美大島で見られる生物

1年を通じてウミウシ、ニシテキグリ、甲殻類、コブシメ、ヤシャハゼが生息し、シーズンによっては 多種類多様な生物が見られる。 外洋ではマンタや魚群にも遭遇でき、ウミガメが生息する浜が数か所あり高確率でウミガメに遭遇できる。


奄美大島ダイビング

ショップ名ネイティブシー奄美
住所鹿児島県大島郡龍郷町芦徳423
TEL0997-55-4600
料金
お勧めポイントニシキテグリ生息する東シナ海北部。
ドロップオフの東シナ海中部、ウミガメが生息する太平洋側。